「一週間お通じが来ていない。。。」
「甘酒って腸内環境に良いって聞いたことがあるけど本当かな?」
こういった疑問に答えます。
今回の記事では
- 甘酒が腸活に適している理由
- 腸内環境を整えるオススメの飲み方
について解説します。
天領盃酒造の萱田です。
天領盃では、平成17年(2005年)から甘酒を製造し続けています。
もう今年で16年目となります。
長年造り続けている甘酒のプロとして、しっかり解説していこうと思います。
甘酒が腸活に適している理由
甘酒が腸活に適している理由は主に3つあります。
それが次の通り。
レジスタントプロテイン
レジスタントプロテインとは、食物繊維に似た働きをする、難消化性タンパク質のことです。
食物繊維と同様に便を柔らかくする働きがあり、排便も促してくれます。
胃腸で消化されにくく、ゆっくり腸内を移動しながら余分な脂質やコレステロールなどを吸着し、体外へ排出してくれます。また、腸内の老廃物を効果的に取り除いてくれるため、腸内環境を整える効果が期待できます。
グルコシルセラミド
グルコシルセラミドとは植物性セラミドのことです。近年この成分には、腸内にある善玉菌の一種ブラウティア・コッコイデス菌を増やす効果があると言われています。
ブラウティア・コッコイデス菌は腸の炎症を抑える作用があるため、これが増えることで腸の働きがよくなり、スムーズな排便が得られるようになると考えられています。
オリゴ糖
オリゴ糖は、乳酸菌の一種・ビフィズス菌のエサとなり、その数を増やしてくれる効果が期待できます。
ビフィズス菌は腸のぜん動運動を活発にし、便通を促進してくれると考えられています。
さらに腸内に溜まった便の腐敗も抑制してくれるので、下痢やお腹の張りなども解消してくれるといわれています。また、善玉菌であるビフィズス菌が増えることで腸内環境が整い、食中毒や腸炎の発症リスクを下げてくれる効果も期待できます。
上記3つの成分によって、腸内環境が整い便秘解消にも期待できます。
腸内環境を整えるオススメの飲み方
腸内環境を整えるためにオススメの飲み方、ポイントがありますのでまとめました。
それが次のとおり。
- 夕方あたりに飲む
- HOTで飲む
- 飲むヨーグルトとアレンジで飲む
夕方あたりに飲む
腸内環境は寝ている間に整うと言われています。
そのため、16:00~18:00あたりにコップ一杯の甘酒を飲むのがベストです。
HOTで飲む
冷やして飲むよりは温めて飲んで下さい。理由としては、腸が冷えてしまうと便秘につながりやすくなってしまうからです。
しかし温めすぎると、甘酒に含まれる多くの酵素が死んでしまうデメリットもあります。
なので、人肌くらいに温めて下さい。(少しぬるい程度)
飲むヨーグルトとアレンジで飲む
腸活の代名詞とも言えるヨーグルトと合わせることで相乗効果が期待できます。
飲むヨーグルトの酸味が甘酒と相性が良く、ラッシー風の飲み口になります。
目分量で1:1で割って飲んでいただくのがいいでしょう。
まとめ
今回の記事では
- 甘酒が腸活に適している理由
- 腸内環境を整えるオススメの飲み方
について解説していきました。
甘酒は飲む時間帯によって、期待できる効果が変わってくるので興味深い飲み物です。
ダイエットや美容などにも効果が期待できるので気になる方は下記からどうぞ。