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純米吟醸ひやおろし

ひやおろしは、冬に造ったお酒を常温貯蔵することで、秋を迎える頃にとても味わいが丸くなります。昔は秋口の酒が一番うまいと言われていたそうです。日本酒の熟成文化を承継するために、天領盃では純米吟醸ひやおろしが唯一、常温貯蔵しているお酒です!粗さが取れ、まろやかな丸みのある味わいに仕上がっています。杜氏自身が時季になると毎日品質を確かめ、瓶詰時は加熱処理をせず、味のバランスをそままお届け。期間限定、数量限定の商品です。

原料米:五百万石(麹米)、こしいぶき(掛米)
精米歩合:60%
アルコール度数:15%

使用しているお米

こいしぶき

コシヒカリの孫にあたる品種です。食用でもよく名前を聞く方もいらっしゃるかもしれません。「越後の新しい息吹」という意味で「こしいぶき」と名付けられたようです。天領盃では、こしいぶきも佐渡産を採用しています。異常気象を想定・開発された品種なので、高温や冷害時にも安定した品質・収量を確保できる優れものです。ふくらみのある旨味が特徴です。

五百万石

新潟の気候や土に合うよう開発された五百万石は、酒米の王様と呼ばれる山田錦と肩を並べる酒米の代表です。名前の由来は、新潟県の米の生産量が五百万石(生産量)を突破したことです。天領盃で使用する五百万石は全て佐渡産。島内の契約農家さんにお願いしています。蔵人にとってはとても頼もしい酒米で、麹が造りやすく、醪(もろみ)になっても溶けすぎません。また、蒸米になったときには程よい弾力があり、安定した品質で造れます。味わいは淡麗に仕上がるのが特徴です。

使用しているお水

天領盃で使用する仕込み水は佐渡の最高峰、金北山の伏流水です。金北山から流れる伏流水は40年の歳月をかけて地下に浸透していき、大自然により濾過され、天領盃の井戸から湧き出ています。 創業当時、「佐渡中で水質調査を行い、もっとも酒造りに適した場所に蔵を建てた。」「その水質調査が大変で大変で...」と創業当時の社長は語ります。そのおかげで天領盃の仕込み水は、中程度の軟水で、舌触りが程よく丸く、酒造りにはもってこいの水質です。

蔵人の声

食材を引き立てるために香りを控えめに、口当たりが柔らかくなるように熟成させています。秋が近づいてくると毎日のように利き酒して、ベストな状態でお客様にとどけることを常に意識しています。(蔵元)

おすすめのペアリング

和洋中問わずお楽しみいただけます。

おすすめの飲み方

冷酒 常温 ぬる燗 普通燗 熱燗

口コミ

秋はやっぱりひやおろしから。この熟成された香りと味が好き。
(40代 男性)
主人が秋になると天領盃のひやおろしはまだ出てないの?と聞いてくるくらい我が家の秋の定番です。
(40代 主婦)

純米吟醸ひやおろし

絞りたての際の粗さが取れ、まろやかな丸みのある味わいに仕上がっています。期間限定、数量限定の商品です。

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