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純米吟醸にごり酒
天領盃唯一のにごり酒です。しぼりたて生酒とともに、冬季限定酒として販売しています。毎年10月、しぼりたて生原酒とともにこのお酒から酒造りを始めます。蔵人は期の最初のお酒を造る時はいつも緊張するもので、このお酒が出来上がった時、ほっとするようですにごり酒ですが、おりの量が比較的少ないため、にごり酒特有のなめらかな口当たりがありつつ、スッキリとした味わいが特徴のちょっと変わったにごり酒です。
原料米:五百万石(麹米)、一般米(掛米)
精米歩合:58%
アルコール度数:15%
使用しているお米
五百万石
新潟の気候や土に合うよう開発された五百万石は、酒米の王様と呼ばれる山田錦と肩を並べる酒米の代表です。名前の由来は、新潟県の米の生産量が五百万石(生産量)を突破したことです。天領盃で使用する五百万石は全て佐渡産。島内の契約農家さんにお願いしています。蔵人にとってはとても頼もしい酒米で、麹が造りやすく、醪(もろみ)になっても溶けすぎません。また、蒸米になったときには程よい弾力があり、安定した品質で造れます。味わいは淡麗に仕上がるのが特徴です。
使用しているお水
天領盃で使用する仕込み水は佐渡の最高峰、金北山の伏流水です。金北山から流れる伏流水は40年の歳月をかけて地下に浸透していき、大自然により濾過され、天領盃の井戸から湧き出ています。 創業当時、「佐渡中で水質調査を行い、もっとも酒造りに適した場所に蔵を建てた。」「その水質調査が大変で大変で...」と創業当時の社長は語ります。そのおかげで天領盃の仕込み水は、中程度の軟水で、舌触りが程よく丸く、酒造りにはもってこいの水質です。
蔵人の声
毎年最初に造るお酒なので緊張感が増します。新酒にあたる冬酒も同酒になります。後口のキレが良いにごり酒に仕上がっています。(蔵人)
初めて日本酒の製造に関わったお酒だったので、緊張しました。(インターン生)
おすすめのペアリング
和洋中問わずお楽しみいただけます。
おすすめの飲み方
冷酒 | 常温 | ぬる燗 | 普通燗 | 熱燗 |
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口コミ
(20代 女性)
純米吟醸にごり酒
甘味を抑え、出来立てのフレッシュ感を楽しめます。生酒のような風味も充分残っているのも特徴です。